今回は、ロミオ・ロドリゲスJrさんが主宰する情報商材「CONNECT(コネクト)」について検証してみました。
この商材に関して、最近特にネット広告で見かけるようになりました。
ネット広告で流れているからといって必ずしも信頼できるサービスとは限りません。
私自身、ロミオロドリゲスJrは「CONNECT(コネクト)」は怪しく関わるべきではないと考えています。
その理由とサービスに関して詳しく解説します。
CONNECT(コネクト)って一体どんな商材?
公式ページには、投資初心者にとっては夢のような言葉が並んでいます。
- 「年利144%〜400%」
- 「30万円が2年で2300万円に」
- 「リスクゼロ・ドローダウンなし」
- 「完全放置で1億円が目指せる」
でも、ちょっと待ってください。
投資の世界で“損失ゼロ”や”完全無敗”なんて、現実にあり得る話でしょうか?
CONNECT(コネクト)のセールスコピーを冷静に読み解いてみた
たしかに魅力的ではありますが、「必ず儲かる」「損をしない」というワードには要注意。
実際に政府広報オンラインでも、「元本保証」「必ず儲かる」という勧誘は警戒すべきと注意されています。
さらに「JPモルガンに導入予定」という記述もありましたが、JPモルガンの公式サイトを確認したところ、導入に関する発表は一切見当たりませんでした。
それどころか、「JPモルガンの名をかたる投資勧誘に注意してください」といった注意喚起まで。
📎参考:JPモルガン公式注意喚起ページ
CONNECTはリスクがない投資なの?
CONNECTのLINEに登録すると、数本の動画が送られてきます。
その中で強調されていたのが「1分間に1200回の仮想通貨売買」「100%負けない投資」「完全無敗システム」。
…ここまで言い切ると、逆にちょっと怪しいですよね。
投資に絶対はありません。
どんなに精度の高いシステムでも、市場の動きには勝てない時があるのが現実です。
「リスクゼロ」などの誇大表現に惑わされず、冷静に見極めることが大切です。
ロミオロドリゲスJrの発言に気になる点あり
動画内には「カーネギーメロン大学の教授」と名乗る人物も登場しますが、大学の公式サイトで名前を検索してもヒットせず。
さらにアメリカの大学教授レビューサイトなども調べましたが、それらしき人物は確認できませんでした。
“それっぽい肩書き”を使って信用させようとする手法には要注意です。
ロミオロドリゲスJrが怪しい点
CONNECTのページには、ロミオ氏と有名人が一緒に写る写真も掲載されていました。
でも、よく見ると…
- 呂志和(香港の大富豪)
- ジャック・マー(アリババ創業者)
- ロマン・アブラモヴィッチ(ロシアの資産家)
…などとの写真が、すでに公開されている別の画像と一致。
元の写真にロミオ氏を合成した疑いがあり、信頼性にはかなり疑問が残ります。
また、新たに追加されたハリウッド俳優との記念写真も、おそらく「東京コミコン」で撮影されたものと思われます。
※所定の料金を支払えば、誰でも撮影可能なイベントです。
販売元「株式会社link」にも怪しい点が目立つ
CONNECTの販売業者である「株式会社link」は、設立が2023年8月でまだ新しい会社。
記載されていた所在地を調べたところ、いずれも「billage SHIBUYA」などのレンタルオフィスであることが判明しました。
しかも、全国に5拠点あるとされるスクール住所も、ほとんどが同様のコワーキングスペース。
これは「絶対に怪しい」とまでは言いませんが、金融系の事業者として信頼できるかどうかは、正直微妙です。
CONNECTの価格
CONNECTに参加するには、330,000円(税込)が必要です。
この金額には、システムツールやデジタル教材、ウェビナーなどが含まれているとのことですが…
金額に見合った内容かどうか、正直かなり判断が難しいです。
結論:ロミオロドリゲスJrは怪しく「CONNECT(コネクト)」はおすすめできない
ここまで検証してきて、私が感じたのは「情報の信ぴょう性に大きな不安がある」という点です。
- 「損失ゼロ」など現実的でない表現
- 存在が確認できない教授
- 合成の可能性が高い画像
- 実体が見えにくい販売会社
これらを踏まえると、このCONNECTという商材を他人に勧めることはできません。
「夢のような投資話」には裏があることが多いので、本当に信頼できる情報かどうか、慎重に見極めてください。